食物繊維
わたしが糖質制限をやめたのは、プラントベースホールフードに変えたかったことが一番の理由ではなく、とにかく食物繊維を効率よく摂りたかった!GLP-1を促進するために。
GLP-1とは、インスリンを促進し、グルカゴンを抑制し、そのダブルの働きで糖尿病にいいホルモンで、これまで糖尿病の原因はインスリンだけにあったけど、最近はグルカゴンの反乱でもあったことがわかり、GLP-1こそが糖尿病を治す鍵となった。
そして、GLP-1を促進するのが食物繊維だ。
食物繊維というと『野菜』のイメージがあったけど、GLP-1のスイッチがある小腸下部まで届かせるには、炭水化物に豊富に含まれる食物繊維がいいということを、栄養チャンネル信長で知った。
大麦(もち麦や押し麦)や玄米などの未精製の炭水化物が良いと言う。
わたしはもち麦や押し麦や玄米などの未精製の炭水化物を摂取するために、糖質制限を止めたけど、いきなり大量の雑穀を食べるのは、血糖値の爆上がりが恐いので、現在少しづつ食べて糖質リハビリをやっている。
食物繊維は、他にも海藻類・豆類・野菜にも多く含まれていて、わたしは糖質制限をしていた頃から、それらを積極的に食べて、「菊芋のイヌリン」や「難消化性デキストリン」なども利用してきた。
食物繊維は、糖尿病の改善に必要不可欠であることを、早くから知っていたからだ。
マグネシウム
糖尿病に必要不可欠と言えば、余談かもしれないけどマグネシウムも重要である!
マグネシウムは、最も大事なミネラルと言っても過言ではなく、日本人は大幅に不足しているから、糖尿病に限らず、様々な病気になっていると言う。
わたしはマグネシウムを『あおさ』などの食材から摂取すると共に、『にがりサプリメント』である超高濃度マグネシウムも利用している。
そのお陰で、高血圧には、効果が現れた!!
以前は薬を飲んでいても、血圧が160/90位はあったのに、128/76までに下がった。これには運動(降圧ストレッチ)も貢献していると思うけど、マグネシウムは、本当に外せないミネラルだと実感してる。
いつか降圧剤も止めたい
わたしは降圧剤を止めたいからこそ(糖尿病の薬もそうだけど)、マグネシウムや、ストレッチ運動を取り入れてきた。
大動脈解離をやっていると、普段から血圧を低めに保たなければならなくて、大動脈解離をやる前よりも降圧剤の量が4倍に増えてしまったことが、わたしは恐しく(長い目でみると副作用があるから)、せめて半分に抑えようと、わたしは自己判断で、徐々に降圧剤の量を減らして行った。
それより先に、ヘモグロビンA1Cが下がったのを機に、糖尿病の薬を減らし、3月に一切飲むのを止めた。
かかりつけ医は、薬の量を減らしたり、止めたりすることに否定的だったから、かなりわたしは不安だったけど、それ以上に薬を飲み続ける副作用の方が恐かったので、自己判断で薬を調節した。
断食
薬を止めたいのには、もうひとつ理由があって、わたしは断食をしたかった!
昔から病気は断食で治ると信じていたから、退院後すぐにでも断食をしたかった!!3日間とか、1週間とか。
でも、退院当初は、糖尿病の薬も、降圧剤も飲んでいたから、本格的な断食はあきらめざるを得なかったのである。
それでも、16時間の空腹を設けるプチ断食は、退院後の比較的早い時期から、今も毎日のようにやっている。
不安
こうして、わたしは、健康を取り戻すために頑張っているけど、かかりつけ医は病気のことは教えてくれるけど、健康になる方法を教えてくれないので心細く、医療とは何なのか、大病をしてから考えさせられるようになった。
いくらネットや本で、健康情報を得ても、所詮わたしは素人だから、食事のことや、運動のこと、そして薬のことなどに、いつも不安が付きまとっているし、ずっと糖尿病を治す方法を指導をしてくれる医師などの専門家を、ネットを彷徨いながら探していた。
そして、見つけたのが「それでも生きる」というブログだった。
そこで、プラントベースホールフード(略してPBWF)を知ることになった。
PBWFとは、ベジタリアンとかヴィーガンのような菜食のことで、食材は丸ごと食べてこそ栄養価があり、含まれている成分だけを抽出しても意味がないという考えだ。それと体には低脂肪食がいいという考え。
このPBWFによって、糖尿病の治療をしているニール博士という医師もいる!
PBWFで治るのは、糖尿病だけではなく、高脂肪体質によって引き起こされる心血管系の病気も治るから、わたしみたいに大動脈解離をやった人間にはピッタリな食事療法だ。
ただ、ニール博士からの情報は、すべて英語なのが難点だったけど、「それでも生きる」の管理人Kさんが、なんと読者に向けて、無償で翻訳してくれているのだ!!それによって、ニール博士に直接相談したり、治療してもらうことはできなくても、安心してPBWFに取り組める。
ありがとう!Kさん。心から感謝します。
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